Yahoo!ボックスの使い方
Last update 2011/11/28 15:05
Yahoo!ボックスは、2011年11月からはじまったYahoo!が提供する無料で5GB。 Yahoo!プレミアム(Yahoo!オークションなどが利用出来るサービス)ならなんと50GBもの容量が無料で利用出来るサービス。
さらに有料になりますが(プレミアム会員で月300円!)で、1000GBという大容量が使えるようになるそうです。
クラウドサービスの中ではDropboxやSugerSync、iCloudなどが有名ですが、このYahoo!ボックスは使いやすさと、超大容量で人気を集めているようです。
元々Yahoo!フォトやYahoo!ブリーフケースが合体してソフトと連携して大容量化した。という感じみたいですね。
申し込む
まずは、Yahoo!IDでログインする必要があります。
「Yahoo!JAPAN IDでログイン」をクリックします。
私は Yahoo!プレミアムだったので、50GBを申し込みました。
プレミアム会員とは、Yahoo!オークションなどを利用するための会員で、月346円で会員になることができます。
他にも20万曲の音楽を聴き放題だったり、マンガが無料で読めたり・・・と、意外と安い割に使えるサービス。
もちろん、プレミアム会員でなくてもYahoo!IDを持っていれば利用出来ます。
無料会員の場合は、最大5GBが利用出来ます。
申し込むとすぐに使えます。
ログインすると左のような画面になります。
この画面からもアップロードできますが、もっと簡単に使うにはソフトをインストールします。
左にある「インストール」をクリックします。
インストール
Yahoo!ボックスを利用するには、ソフトをインストールする必要があります。
逆に言えば、ソフトをインストールしてしまえば、指定したフォルダにファイルを移動やコピーすれば、勝手にインターネット上にアップロードしてくれます。
ソフトのダウンロードのページへいき、ダウンロードを開始。
適当な場所にダウンロードします。(デスクトップとか、マイドキュメントとか)
ダウンロードが完了したら、インストール。
「規約に同意してインストール」をクリックします。
インストールが完了したら「完了」をクリック。
パソコンを再起動します。
使い方
再起動すると、左のような画面が出るので(表示されない場合は、「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「Yahoo!ボックス」→「Yahoo!ボックスの設定」をクリック。)、Yahoo!IDとパスワードを入力。
画像などを保存するフォルダを指定します。
今後、ここで指定したフォルダに画像やファイルを保存すると、ソフトが勝手にサーバー上にアップロードしてくれます。
デジカメやiPhoneの画像などの保存フォルダに指定しておくといいと思います。
私はEye-Fiを利用しているので、Eye-Fiが保存するフォルダ先を指定しました。
セットアップが完了しました。
これでプレミアム会員なら50GBまで使えます。
作成したフォルダが開きます。
「書類」
「共通」
「写真」
「連携サービス」
の4つのフォルダが作成されています。
新たに「動画」や「データ」などのフォルダを作っておき、ファイルの種類によって保存先をわけておくと使いやすくなります。
タスクバーの時計の部分(右下)に、左のようなバルーンが表示されます。
このアイコンを右クリックします。
いろいろなメニューが右クリックだけで選べます。
設定をする場合は、「設定(P)」を。
転送状況を見たい場合は「転送状況の表示」を選択。
設定
「設定」を選択すると、左のような画面が表示されます。
「コンピューター起動時に自動的にYahoo!ボックスを起動する」にチェックが入っていることを確認します。
「フォルダー」です。
先ほど指定したフォルダが指定されているはずです。
変更はできないみたいです。(変更する場合は、再度Yahoo!ボックスのアプリをインストールしなおす)
私のデジカメとiPhoneのカメラで撮影した画像を保存してあるフォルダのプロパティを調べてみると、16.4GBもありました。
でもプレミアム会員の50GBを利用しているので、余裕でアップロードできるようですね。
私は先ほども書きましたが、デジカメやiPhoneのEye-Fiを利用しているので、転送先をYahoo!ボックスの「写真」フォルダに指定し治しました。
やり方は左の画像を参考に。

ブラウザでYahoo!ボックスにアクセスすると、パソコン内のフォルダと同じように「共有」「写真」「書類」「連携サービス」のフォルダが作成されていました。
パソコン内のこれらのフォルダに入れておくと、自動的にアップロードしてくれるんですけれど、アップロードが開始されない場合は、タスクバーにあるYahoo!ボックスのアイコンを右クリックして「すべてのファイルを最新に更新」を選択します。
続いて、同じように右クリックして表示されたメニューから「転送状況の表示」を選択。
すると、このように現在のアップロードの進行状況が表示されます。
アップロードされた画像ファイルです。
画像のファイル名をクリックしてみると・・・
ちゃんと表示されました!
ファイル名だけだとわかりにくいので、サムネイル表示することもできます。
友達に画像を見せるには
さて、ここにアップロードした画像やファイルは、アップロードしただけではアップロードした本人しか見ることができません。
正確に言うと、アップロードしたYahoo!IDでログインした状態でないと見ることはできません。
逆に言うと、違うパソコンでもアップロードしたときのIDとパスワードでログインすれば、友達や会社のパソコンからも見ることができます。
そこで、今度は他人にアップロードした画像を表示させるように設定してみます。
これは相手がYahoo!IDを持っていなくても見せることができ、画像1枚1枚ごとに設定するので、見せたい画像やファイルだけを見せることができます。
見せたい画像を表示させたら、右下の「公開URLを発行」をクリックします。
「公開する」をクリックします。
公開用のURLが表示されるので、これをコピーします。

このURLを相手に教えれば、相手も見ることができます。
「公開をやめる」にすると、URLを知っていても見ることができなくなります。
動画もアップロードできるけれど・・・
新たに「動画」というフォルダを作成してみました。
フォルダ名は日本語でもOK。
この動画フォルダの中に動画ファイルを入れてみると、サーバー上でも動画フォルダが作成されていました。
動画もアップロードされました。
ただ・・・YouTubeのようにブラウザ上で再生することはできませんでした。
ただ、93MBもの大きなファイルもアップロードできるみたいです。
大きな動画をそのまま相手に渡したい場合は、YouTubeよりYahoo!ボックスの方がいいかも。
「ダウンロード」をクリックすれば動画ファイルをそのままダウンロードできます。
あじさい動画
画像ファイルと違って、他のファイルはこのように「ダウンロード」をクリックしてパソコンに保存する感じになります。
たとえば家で作成したエクセルのファイルを会社で使いたい。なんてことも可能です。
まとめ
感覚的にはDropboxに似ているかもしれません。
ただ、プレミアム会員だと50GBもの容量が無料でもらえるので、画像や動画をバックアップしたい場合や、友達や親戚に配りたい。なんて言う人には、Yahoo!ボックスの方がお勧め。
このYahoo!ボックスの使い方ですが、
- 画像や動画のバックアップに
- 友達・親戚などに子供の写真などを見せたい
- 会社と自宅で同じファイルを扱いたい
- 不特定多数の人にファイルや画像を配布したい
なんて場合には、ぴったりのサービスでしょう。
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