Dropboxの使い方
Last update 2014/10/06 16:18
Dropboxとは、クラウドサービスの先駆けとも言えるサービスで、無料で2GBのスーペースを借りることができ、パソコン上の特定のフォルダを、サーバー上に自動でアップロードすることが出来るサービスです。
有料プランもあって、50GBや100GBものスペーすを借りたい場合は、有料プランに移ることもできます。
使い方としては、
1.デジカメで撮影した写真をネット上にバックアップをしておきたい
2.会社で編集したExcelのファイルなどを、自宅でも編集したい
3.他の人と同じファイルを共有したい
といった場合に威力を発揮します。
ソフトを入れることによって、自動でネット上にアップロードされるのでめちゃめちゃ便利です。
2GBというと、それほど大容量というわけではありませんが、SkydriveやSyugarSync、Yahoo!ボックスなどと組み合わせれば、数十GBクラスのスペーすを手に入れることも夢ではありません。
また、DropboxはiPhoneやアンドロイドでもアプリが公開されているので、スマートフォンとパソコンとでファイルをやり取りするのにも使えます。
インストール
Dropboxは、登録すれば無料で2GBものスペースを借りることが出来るのですが、専用のソフトを入れることによって自動でフォルダの中身をアップロードしてくれるので、ソフトをインストールして使用するのが一般的です。
まずは、Dropboxのサイトへいきます。
「Dropboxのダウンロード」をクリックします。
適当な場所(マイドキュメントかダウンロードか、デスクトップ上)にダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
実行をクリックします。
セットアップ
セットアップウィザードが開始されます。
インストールをクリック。
まだアカウントを取得していない場合は、「Dropboxアカウントを持っていません」にチェックを入れます。
すでにアカウントを取得している人は「すでにDropboxアカウントを持っています」にチェックを入れます。
もし、まだアカウントを所有していなければ、ここで登録します。
名前、メールアドレス、ログイン用のパスワード、コンピューターの名前を入力します。
コンピューターの名前は、複数のパソコンを登録したときに、区別するための名前です。
コンピューターの名前は、すでに入力された状態になっているので、特に変更しなければこのままでOK。
続いて、利用規約を読みチェックを入れておきます。
容量の選択です。
2GBまでは無料で取得することができます。
50GBは、月額9.99ドル(810円程度)になります。
セットアップ方法を選択します。
標準を選択すると、マイドキュメントの中に「Dropbox」というフォルダが作成されます。
高度を選んだ場合、パソコン上の好きな場所に「Dropbox」というフォルダを作成して、そこを同期させることができます。
SyugarSyncと違って、Dropboxというフォルダの中のフォルダしか同期できません。
逆にこのDropboxフォルダの中に、ポンポン入れていけば自動でアップロードしてくれます。
Dropboxの使い方の説明が始まります。
インストールが完了しました。
インストールが完了すると、ソフトがバックグラウンドで起動し、ネットに接続してくれます。
次回パソコンを起動した時も勝手に立ち上がってくれるので、あまり意識しなくてもOK。
設定
設定や同期させているフォルダを参照したりするには、右下のタスクバーの▲の部分をクリックし、画像のようなDropboxのアイコンをクリック。
メニューが表示されるので、好きな項目をクリックします。
「Dropboxフォルダを開く」を選択すると、同期しているフォルダに素早くアクセスすることができます。
同期しているフォルダです。
最初からいくつかフォルダやファイルが詰まっています。
ブラウザでアクセス
ブラウザでDropbox Homeにアクセスし、登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインしたところです。
パソコン上の「Dropbox」内のフォルダが全てアップロードされています。
フォルダの一つをクリックすると、中身を参照することができます。
画像はサムネイル表示してくれます。
画像ファイルは、このように見ることができます。
会社のパソコンにDropboxをインストールすれば、このように家や、他のパソコンからもファイルにアクセスすることができます。
Dropboxのフォルダの中に、ファイルをドラッグしてコピーすると・・・・
ネット上のフォルダにも同じファイルがアップロードされていました。
割とリアルタイムにアップロードされるので、すごく便利。
パソコン同士を同期
さて、1台のパソコンにDropboxをインストールしただけだと、単にネット上にバックアップするだけの機能しかありませんが、2台目のパソコンにDropboxをインストールし、同じメールアドレスでログインすると、お互いのDropboxフォルダの中身を同じ状態(これを同期といいます)にしてくれます。
例えば会社のパソコンと自宅のパソコンとを同期させておけば、会社で編集すると、自動的に家のパソコンのファイルも同じく編集後の状態にしてくれます。
具体的には、会社のパソコンのファイルを編集したあと、自宅のパソコンを立ち上げ、ネットに繋がると編集後のファイルに入れ替えてくれます。
今までは、同じ事を実現させようと思ったら、USBメモリやフロッピーディスクに保存して、いちいち持ち歩かなければなりませんでしたが、ネットのDropboxサーバー経由で常に同じ状態にしてくれるというわけです。
スマートフォンとの連携
スマートフォンで撮影した写真をパソコンに取り込むには、いちいちUSBケーブルでつないでパソコンにコピーしなければなりませんでしたが、スマートフォン用のアプリをスマートフォンにインストールしておくと、自動でネット上にアップロードしてくれ、ブラウザで見たりパソコンにダウンロードしたりすることが簡単にできるようになります。
同期という仕組みは、複数のパソコンを持っている人にとってはすごく便利な機能なので、ぜひ使ってみてください。
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