Bluetooth(ブルートゥース)で接続

Windows MobileはたいていBluetooth(ブルートゥース)を搭載しています。これによりケーブルを使わずにネットブックと接続することができます。

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Bluetooth(ブルートゥース)で接続

Last update 2011/04/04 20:08

 

 

Windows MobileにはたいていBluetoothに対応しているので、BluetoothUSBアダプタをパソコンやネットブックに接続すれば、ケーブルを使わずにやり取りすることができます。

ネットブックを外に持ち出して、好きな場所でインターネットをするにはWindows Mobileのような携帯端末が必要です。
たいていは付属しているUSBケーブルをネットブックとスマートフォンを繋げるだけで、準備は完了です。
ところが、実際にケーブルを繋げて使ってみればわかるんですけれど、ケーブルがすごい邪魔に感じます。
特に自動車の中のような狭い場所で使うとき。

そこで登場するのが、Bluetoothと呼ばれる短距離無線技術です。
Bluetoothは、もともとUSBやi.LINKといったケーブルを使わずに、パソコンとプリンターのようなパソコン周辺機器とをつなぐ技術の一種で、今では携帯電話やiPhoneなんかにも搭載されています。

実は、S12HTは、Bluetoothを内蔵していて、USBケーブルを使わなくてもBluetoothでパソコンと接続出来てしまうんです。
詳しい説明は、以下から。

Bluetoothでモデム化

S12HTのようなスマートフォンをモデムとして使うには、

  • USBケーブルで接続するか
  • Bluetoothで接続する

か、の2種類になります。(イーモンスターS11HTなんかは、無線アクセスポイントとして使うことができますが)
今回はBluetoothを使った接続方法、そしてBluetooth接続したパソコンのモデムとして使う方法を写真で紹介します。

Bluetoothでつなぐ

Bluetooth USBアダプターとは

ブルーストゥースUSBアダプタ
まずは、パソコン側にBluetoothのUSBアダプタが必要です。
中にはネットブックに内蔵している製品もあるかもしれません(参照:エイサー、Bluetoothを内蔵した10.1型の「Aspire one」新モデル)が、たいていは自分で用意する必要があるでしょう。
とはいっても、上の画像のようにすごくちっちゃいし、安い!
だいたい1000円ちょっと。

ほとんど邪魔にならない
USB接続端子に取り付けます。
こんなちっちゃいから、このままケースやカバンに入れても邪魔になりません。

ネットに接続していること

このBluetoothUSBアダプタを取り付ける前に注意。
このBluetooth USBアダプターを使えるようにするためにはドライバーが必要なんですけれど、ネットに接続していれば、勝手にドライバーをダウンロードしてくれます。
そのため、Bluetoothでイーモバイル端末をモデム化する前に、無線LANや有線によるインターネットに接続出来る環境が必要です。

差し込むとすぐに反応する
さて、差し込んだら自動で認識されます。

ドライバを検索中
CDをいれてドライバーをインストール・・・なんて作業は不要です。
自動でネット上からドライバーを捜してくれます。
つまり、最初の一回だけ別の方法でネットに接続している必要があります。
たいていのネットブックには、有線LAN用の端子がついているので、ネットに接続できるようにしておいてください。
無線LANを利用してもかまいません。

Bluetooth Device
こんな感じで勝手にどんどんネット上から必要なドライバーをインストールしていってくれます。

使用可能になる
2~3分このまま待っていると、上のようなバルーンが表示され、使えるようになります。

コントロールパネルのネットワーク接続をダブルクリックします
コントロールパネルにある、「ネットワーク接続」をダブクリックします。

ネットワーク接続
Bluetooth ネットワーク接続」という項目が追加されています。
これでパソコン側の準備の第一段階が終了しました。
ここまではBluetooth USBアダプターを取り付けた最初の一回だけ実行されます。

イーモバイル側の準備

次はイーモバイルの端末側の準備です。
イーモバイルというか、Windows Mobileであればドコモのスマートフォンでも、ソフトバンクのスマートフォンでも全く同じだと思います。

インターネット共有をタップ
スタートボタンの中にある「プログラム」を選択し、「インターネット共有」をタップします。

PCとの接続をBluetooth PANに選択
PCとの接続」を「Bluetooth PAN」を選び、左下の「接続」をタップします。
Windows Mobileがインターネットに常時接続状態になります。

パソコン側の操作

ネットワーク接続のBluetoothネットワーク接続を右クリック
先ほどのコントロールパネルの中の「ネットワーク接続」にある「Bluetoothネットワーク接続」を右クリックし、「Bluetoothネットワークデバイスの表示」を選択。

追加をクリック
追加」をクリックします。

スマートフォン側でBluetoothの準備ができていると次へを押せるようになっている
セットアップを完了し、デバイスは発見可能になりました」にチェックをいれ、「次へ」をクリック。

近くにあるBluetoothを探します
Bluetooth USB アダプターが周辺のBluetoothを探し出します。

接続をクリック
スマートフォンの名前(ここではS12HT)が表示されるのでクリックし、「接続」をクリックします。

自動的に選択されたパスキーを使用するをチェック
「自動的に選択されたパスキーを使用する」にチェックをし、「次へ」をクリックします。

パスキーとは

もし、喫茶店なんかでこのBluetoothを使った接続を行うと、他にBluetooth USBアダプタを繋げた人も勝手に接続出来てしまいそうな気がします。
そこで、毎回違う番号を接続時に入力して認証すれば、他の人は接続出来ません。
逆に、番号を教えれば、他の人もアクセス出来るようになります。
パスキーとは、そのための番号になります。

警告がでるのではいをタップ
初めてBluetoothを使う場合、このような警告がでます。
はい」をクリック。

端末側でキャッチしました
チロリ~ンという音がして、スマートフォン側でBluetoothをキャッチしたことを知らせてきます。

先ほどの番号を素早く入力します
先ほどのパスキーを入力します。
このパスキーの入力は素早く行ってください。
1分以内(ぐらい)に入力出来ないと、拒否されてしまいます。
その場合は、ネットワーク接続のBluetoothの接続からやり直しです。

接続完了です
接続完了です。

長々と説明してきましたが、以上の操作は初めてBluetoothを使った接続を行うときだけです。
2回目以降は、スマートフォン側で「接続」を選び、パソコン側でBluetoothデバイスの表示を開き、接続を選択すると、パスキーが表示されるので、スマートフォン側で入力するだけです。

思った以上に簡単でした。^-^;
それと、接続してしまえばスマートフォンはポケットに入れてもいいし、ほぼ無線LANと同じ感覚で使えます。
一度このBluetoothでの接続になれてしまうと、うっとうしいUSBケーブルには戻れないかもしれません。
Windows Mobileはポケットに入れたまま、ネットブックでネットサーフォンなんて事も可能なわけです。

Windows Mobileとの接続以外にも

このBluetooth USBアダプタがあれば、Bluetoothに対応したヘッドフォン、プリンターといった対応機器とケーブルなしで接続出来るようになります。
価格も安いので、一つそろえとよいかもしれません。

参考サイト

 

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