FONの設定
Last update 2012/01/25 06:51
FON無線LANルーターを繋げたら、次は登録とセッティングを行います。
FONに登録すると、購入したFON無線LANルーターの無線以外に、町中にある同じように他人が購入したFON無線LANルーターの無線も使えるようになります。
登録
登録するには、まずインターネットに接続できる環境が必要です。
FON無線LANルーターを使う前に、他の方法でインターネットに接続します。
まずは、登録ページへ行きます。
「登録」をクリックします。
メールアドレスや、氏名、住所を入力します。
ニックネームは、FONマップに表示される自分のFON無線ルーターに表示される名前みたいなものです。
FONマップに関しては、あとで説明します。
登録情報を送信すると、登録したメールに仮登録完了のメールが届きます。
記載されているリンクをクリックします。
登録が完了しました。
設定
Windows XPの場合
登録が完了したらさっそく使ってみましょう。
スタートボタンの中の接続の中の「すべての接続の表示」をクリックします。
※ もしくはコントロールパネルのネットワーク接続をクリック
無線LAN受信レシーバーが内蔵されているネットブックや、USBやPCカードタイプのレシーバーを接続してあるパソコンであれば、上の画像のように「ワイヤレスネットワーク接続」という項目があるはずです。
ワイヤレスネットワーク接続を右クリックし、利用できるワイヤレスネットワークの表示を選択します。
MyPlaceとFON_APがFON無線LANになります。
Windows 7の場合
Windows 7の場合は、画面の右下に画像のようなアイコンがあるのでクリックします。
するとこのように接続可能なWi-Fiのアクセスポイントの一覧が表示されるので、「MyPlace」をクリックします。
MyPlaceとは
MyPlaceとは、FON無線LANルーターを設置した人専用の無線LANです。
この無線を使ってインターネットに接続する場合は、ネットワークキー(FON無線LANルーターの底に書かれているシリアルナンバー)が必要なので、他のFONユーザーは接続することが出来ません。
FON_AP
FON_APとは、フリーの無線LANアクセスポイントで、FONに登録したユーザーは自分のメールアドレスとパスワードを入力すれば、電波の範囲内であれば使用することが出来ます。
まずは、このFON_APを使ってインターネットに接続します。
※ この二つのアクセスポイントは、FONルーターを接続した直後は表示されないことがあります。その場合は、数分待ってからアクセスポイントの一覧の左上にある「ネットワークの一覧を最新の情報に更新」をクリックします。
FON_APの部分をクリックし、右下の「接続」をクリックします。
接続が完了したら、ブラウザを立ち上げます。
すると上のようなページが表示されます(どのURLを入力しても、上のページに飛ばされます)。
左側の入力欄に、登録したメールアドレスとパスワードを入力し、チェック欄2つにチェックを入れ送信します。
ログインが完了しました。
これで自分のFON無線LANを外部に公開すると共に、プライベートLANにも接続できるようになりました。
先ほどのワイヤレスネットワークの一覧に戻り、MyPlace(プライベートLAN)をクリックし、右下の接続をクリックします。
ネットワークキーの入力が求められます。
FON無線LANルーターの裏側に「S/N XXXXXXX」(XXXX・・・の部分は数字)と書かれている(シリアルナンバー)ので、その数字を入力します。
これですべて完了です!
次回からはネットブックの電源を入れ、FON無線LANの電波を受信すると、自動的に接続してくれます。
FON MAP
FONのコンセプトとして、単純に安く無線LAN環境を手に入れるだけでなく、他の人にも無線LANを提供しようというのがあります。
みんながFON無線LANルーターを設置すれば、どこでも携帯を利用しなくてもインターネットに接続できるようになるからです。
実際にFON MAPを見てみると意外に多くの人がFONを利用していることがわかります。
オレンジの輪っかのユーザーは、FON無線LANルーターを有効にしている登録ユーザーで、灰色の輪っかのユーザーはFON無線LANルーターの電源を落としているか、何らかの理由で無線LANを使用できなくなっているユーザーです。
輪っかをクリックすると、登録したユーザー名を見ることが出来ます。
先ほど登録した自分のユーザー名も登録されているはずです。
なお、FON無線LANルーターを購入・設置していない人でも、料金を払えばFONユーザーの無線LANを利用することが出来ます。
FONの弱点
安く簡単に無線LANを設置できる反面、すべていいことずくめではありません。
まず、
共有できない?
共有させるでは、同じネットワーク内の他のパソコンにアクセスする方法を書きました。
FON無線LANルーターを使っても、同じく無線で接続しているパソコンには共有することが出来るんですけれど、ルーターから有線LANケーブルで接続しているパソコンとは共有することが出来ません。
これは、有線LANで繋がったパソコンのIPアドレスが、192.168.1.3や192.168.0.3のようなネットワークなのに対して、FON無線LANルーターで繋がっているパソコンのIPアドレスは、192.168.10.3になるからです。
■色の部分の数字が違うパソコン同士では、共有できません。
FONで共有したい
FONで接続しているノートパソコンと共有したい場合は、Windows Live Meshのほうが利用しやすいでしょう。
Live Meshの方は同じネットワーク内でなくても、フォルダの中身を同期することができます。
有線LANがない?
FON無線LANルーターには、有線LANを繋ぐ穴が1つしかありません。
この穴は、モデムかルーターからのLANケーブルを差す穴で、パソコンに繋ぐための穴ではありません。
つまり、有線LANしか持たないパソコンとは接続できません。
ソフトバンクが無料で配布しているFONルーターは、このタイプなんですけれど、アマゾン等で販売しているFON La Fonera+ (ラ・フォネラ・プラス) FON機能搭載 無線LANルータ FON2201Eは、モデムに接続するためのポートもあるので、インターネットにも単体で接続できるし、有線のLANも使えます。
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