停電対策にWiMAXのノートパソコン
Last update 2011/03/28 06:26
東北関東大震災の影響で、首都圏にも計画停電が実施されるようになりましたね。
4月末まで実施される可能性がありますが、電力が増す夏も実施されるかもしれません。
私のようなネットに依存していて、なおかつインターネットで仕事をしている者にとっては、かなり頭を抱える問題です。
私も何とかしなければと思っているのですが、その時間ぐらいはネット閲覧をあきらめる。とか、その時間は、iPhoneで我慢する。なんて考えもしたんですけれど、停電時間は3時間半。
私の場合は、ネットの仕事だけでは収入が全然足りないので、夜間休みなしでバイトをしていまして。
夜間のバイトが終わって、昼間にネットの仕事をしているので、停電時間がちょうどその時間に当たってしまう事もあるえる。
そこで、バッテリーを積んだノートパソコンで作業しようかと、探してみました。
ノートパソコンだけではネットに繋がらない
ノートパソコンはほとんどリチウムイオン電池を搭載しているので、数時間程度の停電にも対応できます。が、実は、停電してしまうとモデムやルーターの電源もストップしてしまうため、ノートパソコンだけではインターネットに接続できません。
そのため、 イー・モバイルや、 UQ WiMAXのようなモバイル通信機能を搭載したノートパソコンが必要になります。
USBで差し込むタイプや、S12HTのようなティザリングが出来る端末もありますが、頻繁に使うのであれば、モバイル通信機能を内蔵したノートパソコンの方がいいかもしれません。
WiMAX
UQ WiMAXとは、携帯電話3Gよりも、無線LANに近いモバイル通信で、「ユーキューワイマックス」と読みます。
下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsとなっていますが、実際には10Mbps程度らしいです。
それでも、イーモバイルの10倍。
iPhoneの30倍ぐらいの速度ですね。
世界標準規格の通信技術で海外でも使用でき、全国政令指定都市の実人口カバー率も90%を超えています。
私もこのサイトを立ち上げてしばらくしてから、WiMAXは気になっていたんですけれど、当時は私の家は圏外だったんですね。
ところが、その数ヵ月後、あっという間に私の周りでもエリア内になっていてものすごい勢いで基地局が増えてるんだな。という感想をもった覚えがあります。
※ 地震の影響についてはWiMAXサービスの障害発生状況に関するお知らせを参考にして下さい。
料金
肝心な料金なんですけれど、この辺も携帯電話のプランとはちょっと違っていて、以下の4つがあります。
- 1年間の継続利用を前提とした3,880円のUQ Flat年間パスポート
- 月額4,480円で縛りなしのUQ Flat完全定額プラン
- 使わない月は380円からの2段階制のUQ Step2段階定額プラン
- 1日(24時間)600円で利用できるUQ 1Day1日利用プラン
1日から利用できるプランがあるというのと、携帯のように2年縛りが無いのがポイント。
1年縛りの場合でも、3,880円という低料金。
WiMax搭載ノートパソコン
私は、S12HTを所有していて、S12HTのティザリング機能を使って屋外等でインターネットをしていたんですけれど、イーモバイルはちょっとスピードが遅いです。
スマートフォンに表示させるレベルのサイトであれば、それほど不満ではありませんが、せいぜい1Mbps程度のスピードしか出ないので、快適なインターネット生活を送るにはちょっと物足りません。
それに対して、WiMaxは数十Mbpsレベルの速度が出るようなので、ADSLや光ファイバーとそん色ない快適なインターネット生活が堪能できます。
私は、現在Bフレッツに加入していて、だいたい30Mbps程度の速度が出ているんですけれど、Bフレッツにする前はADSLで、だいたい3Mbpsでした。
が、YouTubeの様な動画サイトを見る場合や、googleマップなどでは30Mbpsと3Mbpsでは圧倒的な差が見受けられましたが、普通にサイトを見る分には3Mbps程度で十分。
ただ、1Mbpsだとちょっと遅く感じる。
というわけで、停電しても快適なインターネットを維持するには、 UQ WiMAXあたりがベストなんじゃないかと。
さて、WiMAXが登場したころは、モバイル通信機能内蔵のノートパソコンはそれほどなかったんですけれど、現在は安価なネットブックでも搭載しているものが出てきているようです。
個人的にはバッテリー稼働時間も長く、CPUがAtomよりワンランク上のエイサー Aspire 1830Z AS1830Z-A52C/Kなんかがいいかな。なんて思っています。
公称バッテリー駆動時間は7時間ですが、実際の時間は4~5時間ってとこでしょう。
となると、3時間半の停電にも十分対応できそうです。
メモリ搭載量が、ATOMだと1GBが多い中、この製品は標準で2GB搭載しており、画面も11.6インチの1366×768と17インチのモニターにも引けを取りません。
HDDの容量は320GB。
Windows 7 Home Premiumがインストール。
計画停電は一応、4月末までなんて言っていますが、電力がピークになる夏は、もっと大規模な停電になるんじゃないでしょうか。
となると、モバイル通信機能を搭載したノートパソコンは、今購入しておいても無駄にならないかもしれません。
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